過去15年間のドラフト全体1位指名選手

メジャーでもドラフトには夢があります。2009年、2010年にともに全体1位指名権を持っていたナショナルズ。そのとき指名したスティーブン・ストラスバーグとブライス・ハーパーは見事に戦力になってチームに貢献しています。2012シーズンのポストシーズンは惜しくも地区シリーズで敗退してしまいましたが、レギュラーシーズンではトップの勝率でした。逆に全体1位指名権を持っていたということは2008年、2009年は最低の勝率だったのです。

ストラスバーグもハーパーもぶっちぎりのナンバー1と呼ばれていましたが、毎年そうだとは限りません。スカウトの間で評価が別れることもあるし、ボラスが代理人になっている選手は敬遠されることもあります。

最近までテレビ中継されていませんでしたが、今はかなり派手にやってます。去年の全体1位指名発表の様子をごらんください。

トゥロイツキーと比較されるコレアの今後の成長は楽しみです。それでは過去15年のリストをご紹介します。ドラフト当時のポジションと、出身が高校なのか大学なのかも載せておきました。

2012-12-23 14.22 のイメージ

大卒のピッチャーと高卒の遊撃手出身の選手が多いことに気がつきますね。どのチームもエース候補は欲しいものです。遊撃手は指名されてもコンバートされることが多いですね。高校では素材のいい選手はみんなショートを守らされているのかもしれません。

ハーパーだけカレッジ出身ですが、これには裏話があります。本来ハーパーがドラフトの指名対象になるのは2011年のはずでした。すでに全体1位指名確実といわれていたのですが、代理人のボラスが2010年のドラフトで指名されるように裏ワザを使います。それがカレッジに入学させるというものでした。

『マネーボール』では高校生より大学生の方がリスクが小さいと言われていました。しかしマネーボールが描かれている2002年の直前3年、1999年〜2001年は全員高校生が指名されています。ハミルトン、エイドリアン・ゴンザレス、ジョー・マウアー。3人ともスーパースターになったのが皮肉ですね。

多くの選手はメジャーで活躍していますが、残念ながらプロの環境に適応できなかった選手もいます。2002年マネーボールドラフトで全体1位指名されたバリントンは現在日本のプロ野球にきています。2004年にパドレスから指名されたマット・ブッシュは現在収監中。2008年にレイズが指名したティム・ベッカムも素行の悪さが問題視されていますが、年々評価を下げていてメジャーリーガーに定着できるか怪しいといわれています。

私が現在最も価値が高い選手だと思っているジェイ・ボットーは2002年2巡目にレッズから指名されています。10年くらい経たないと結果はわからないものです。

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