マイナーで注目のパワーヒッター。ミゲル・サノー

このオフからプロファーボガーツと、カリブ出身のプロスペクトに注目してきた。もうひとりカリブ海の島で注目すべき選手がいる。それがミゲル・サノー。野球では大国と呼んでいいドミニカ共和国出身の若者である。

Miguel Sano
ミネソタ・ツインズ傘下
ドミニカ共和国出身
1993年5月11日生まれ
6フィート3インチ(約190㌢) 195lbs(約90㌔)

この日本にもいそうな名字のドミニカ人は、いまマイナーで最も注目されている若者のひとり。ヤンキースにカノーがいるのでこちらもサノーでいいと思う。

ツインズと契約する前から複数の球団が競合していたという経緯をもつ。ドミニカ出身の選手は契約金をくすねるために年齢をごまかしたり、IDをすりかえたりする若者が多い。そのためサノーが契約した2009年ごろからMLB側もかなり調査するようになり、すでに注目株であったサノーはツインズからかなり調査されたらしい。

次代のジャンカルロ・スタントンと言われるほどのパワー。なのでマイナー時代のスタッツを比較してみる。

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まず断っておかなければいけないのは、同じ18歳の時でもスタントンの方がレベルの高いマイナー組織に属していたこと。単純な比較ができるわけではない。

ただ二人とも18歳の時点で相当なパワーを披露している。サノーはルーキーレベルにおいて、わずか66試合の出場で20本塁打。スタントンはシングルAでなんと39本塁打している。三振が多いことも類似点。

つづいて19歳の成績を比較。

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サノーはシングルA、スタントンはハイAとダブルAでプレーしている。またしても驚くほど成績が似通っている。二人とも28本塁打とやはりパワーはすごい。参考までに三冠王のミゲル・カブレラは18歳の時にシングルAで7本塁打、19歳のときはハイAで9本塁打だった。サノーのパワー面がいかに可能性があるかが分かると思う。

ただサノーはスタントンと比較してあきらかに懸念すべき材料がある。それは守備。スタントンは優れたライトフィルダーだが、サノーはいまだにポジションが決まっていない。はじめはショートでプロ生活をスタートしたものの、去年はほとんどサードを守っていた。肩は強いという噂だが、守備率.884とメジャーにはほど遠いレベル。この先もファーストや外野にコンバートされるかもしれない。

同じ年齢のプロファーはもとより、ボガーツよりも成長に時間がかかりそうだが将来ホームラン王になる可能性を秘めた逸材。これからも目がはなせない。

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