ALDSレビュー BOS vs TB ミスが目立ったレイズ

同じアメリカンリーグ東地区に所属するチームの対戦となったこのカード。最も話題となったのは第一線、新人王ウィル・マイヤーズの捕球ミス。何度もVTRで流されるルーキーにとっては酷なシリーズとなってしまった。

まずは両軍がどのようにレギュラーシーズンを戦ってきたかを振り返りたい。
レッドソックスはMLBNo.1の攻撃力を誇るチーム。出塁率、長打率とも一位だがエルズベリー、ビクトリーノ、ペドロイアの三人が高い打撃能力と足で相手守備陣を翻弄するのが持ち味。一方のレイズはレッドソックス以上に四球を選ぶチーム。シーズン終盤に連勝してプレーオフの座を掴んだ勢いがあった。両軍に共通しているのは先発投手がしっかりしていて守備も良いところ。

それでは上原もこのプレーオフで最も流れを変えた場面に選んでいた(ブルペンにいたため目の前でプレーを観ていた)、問題の場面から。

一旦捕球体勢に入ったマイヤーズだが、直前で捕球コースから外れて打球はワンバウンドしてブルペンへ。

確かにボストンの本拠地フェンウェイ・パークはお祭り状態になったが、実際はまだレイズが2−0でリード。この時点で無死二、三塁ではあったが、せめて同点にとどめたかった。ルーキーのミスをチームとしてフォローできなかったどころか、先輩二人はもっと大きなミスを犯していたことをわすれてはならない。その二人とはこの日レイズのレフトを守っていたショーン・ロドリゲスと先発投手のマット・ムーア。

マット・ムーアはゴームズに真ん中高めの甘い球を投げて同点二塁打を打たれたが、その後のこのプレーが痛かった。

しっかりとベースカバーできなかったどころか二塁走者だったゴームズを一気に生還させてしまう。

ショーン・ロドリゲスは先制のホームランを放ったが、グリーンモンスターの目測を誤って二人の余計なランナーを返している。一つ目は2-3で逆転された直後の二死一塁の場面でミドルブルックスの打球の跳ね返りを見誤り、一塁走者を生還させてしまう。

二度目はサルタラマッキアのこの二塁打。一死二、三塁からの二塁打。一死だったにもかかわらず同じようなミスで一塁走者を生還させてしまった。実はこの二つのプレーの前にも目測を間違っていた。それは先に述べたゴームズの同点二塁打の場面。

特にプレーへの影響は無かったが三度も同じミスを犯していたのだ。マイヤーズのミスは確かに痛かったが、その後の立て続けのミスでレイズは流れを失ってしまった。

レッドソックスはエルズベリーは出塁率.526で4盗塁。ビクトリーノが.556。レイズはボストンの最大の武器を抑えることができなかった。シーズン終盤の連勝は凄まじかったが、ロードゲームが続いたので疲労があったのかもしれない。

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