MVPやサイヤング賞のお話

ご存知の方も多いかと思いますが、MVPやサイヤングなどの各賞はレギュラーシーズンの成績のみを対象に投票されます。もちろん投票者も人間ですから、投票間近の印象が強く残る。ポストシーズンに出場した選手の方が得票を集めるのはあたりまえ。ですがやっぱりレギュラーシーズンとポストシーズンは別と意識されて投票している記者が多いと感じます。まあ逆に、ポストシーズンでブレーキになった選手は不利になるわけだが。

まあこの選出の方法はそれでいいと思ってはいる。弱いチームにいる有能な選手に対して平等だしね。でもポストシーズンも含めた総合的に評価するもっとメジャーなアウォードがあってもいいんじゃないかなと思ってね。特にピッチャーに関しては強く感じる。メジャーではピッチャーのことを”消耗品”というけど、ワールドシリーズまで投げたらかなり労働量は増えますよ。まあかといって2013シーズンの場合はポストシーズン含めてもカーショウとシャーザーのサイヤングに異論は無いけど。しかし、例えば今年の上原ってメジャーなタイトルはALCSのMVPだけ。過半数の人が2013シーズン最も偉大なクローザはコージだって思ってるはずなのに、将来的に歴史を振り返るとALCSのMVPにしか彼の名前を残らないわけだ。

まあ日本人の一ブロガーが何言ってもかわらないと思うが、将来振り返った時にもっと有用な賞が作られればなと思う次第です。

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