松坂のレッドソックス史4年間

ここ2年,期待外れに終わっている松坂大輔。
4年間一度も金額に見合ってないという意見もありますが、少なくとも最初の2年はボストンのファンにも期待されていたはず。
さすがに2011開幕時は先発ローテーション枠5人から外れることはないだろうと予想していますが、本人の目標はもっと高く、プレーオフで間違いなく先発できる三番手の中に食い込むことであるはず。
どういう経緯でこうなってしまったか4年間を振り返ってみました。

2007年

開幕時・・・シリング、ベケットに次ぐ先発三番手としてメジャーのキャリアをスタート。
シーズン終了時・・・ワールドシリーズで内容はともかく勝利投手にもなる。
2008年
開幕時・・・ベケット、シリングに次ぐ三番手の予定だったが、シリングの手術で二番手に。ベケットも開幕前に負傷したため開幕投手を務める。
シーズン終了時・・・シーズン途中でレスターに抜かれて三番手に。
2009年
開幕時・・・ベケット、レスターに次ぐ三番手。
シーズン終了時・・・怪我とか首脳陣批判とかでグダグダ。60イニングも投げられず。
そしてエンゼルスのエース、ラッキーがやってきた。
2010年
開幕時・・・ベケット、レスター、ラッキーに次ぐ四番手でスタート。
シーズン終了時・・・開幕出遅れの間にバックホルツが台頭。とうとう五番手になった。
2011年
開幕時・・・レスター、ベケット、バックホルツ、ラッキーに次ぐ五番手スタート。
果たしてシーズン終盤では?

先発5番手より下のポジションは・・・?ないよね。

最初の二年間は先発三番手でやっていて、プレーオフでもしっかり先発の座を確保していました。

上記のように開幕時と終了時を比較して気づいたのは、2008年以降毎年ポジションを落としていること。
くだらないけどもう何が言いたいか察しがつかれたことでしょう。
ローテーション枠のお尻である五番手としてスタートする今シーズン。

ここ数年のように誰かに追い抜きを食らったり、不調に陥ったりすれば、仕事を失いかねない。
控えには大ベテランのナックルボーラー、ウェイクフィールドもいれば、若手にはドゥブロンがいる。
もう一度このチームで輝くためには、自己ベストのシーズンが必要となる。
ではどの程度の活躍が必要になるのか?
2007,2008の成績は最低レベル。
これでは五番手確保がやっとと見ている。
去年のライバルの成績を比較すれば、ラッキーは2007の松坂以上にイニングを投げたし、バックホルツは2008の松坂より防御率が良かった。
このまま7月まで巻き返せなければトレード拒否条項を撤回するのだろうか?

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