先日の勝利数に続き、三年スパンのピッチャーのStatsを紹介します。今回は投球回数。最多投球イニングという賞は無いけれど、先発投手にとって防御率と並んで重要な指標です。多くのイニングを投げるためには、効率の良いピッチングが必要ですが、やっぱり首脳陣から信頼されていることが大切。あたりまえですが上位にはエース級がずらりと並んでいます。
MLB全体でのランキング
RANK | NAME | IP |
1 | ロイ・ハラデイ | 735.2 |
2 | CC・サバシア | 720.2 |
3 | フェリックス・ヘルナンデス | 689.0 |
4 | ダン・ヘイレン | 680.1 |
5 | クリフ・リー | 667.1 |
6 | ジャスティン・バーランダー | 665.1 |
7 | ティム・リンスカム | 664.2 |
8 | マット・ケイン | 658.2 |
9 | ザック・グレインキー | 651.2 |
10 | マーク・バーリー | 642.1 |
11 | ウバルド・ヒメネス | 638.1 |
12 | ジェームズ・シールズ | 638.0 |
13 | ブロンソン・アローヨ | 636.0 |
14 | コール・ハメルズ | 629.2 |
15 | ライアン・デンプスター | 622.0 |
16 | ジョン・レスター | 621.2 |
17 | ランディ・ウルフ | 620.1 |
18 | AJ・バーネット | 615.0 |
19 | ジェレッドウィーバー | 612.0 |
20 | ジョン・ダンクス | 608.1 |
21 | エドウィン・ジャクソン | 606.2 |
22 | ロイ・オズワルト | 601.2 |
23 | ジョン・ガーランド | 600.2 |
ハラデイ、サバシア、フェリックス・ヘルナンデスと実力的にトップ3と呼ばれているエースが並びました。ちょっと以外だったんですが、ダン・ヘイレンが続いています。
リーグ別
アメリカン・リーグ | ナリーグ | ||||
RANK | NAME | IP | RANK | NAME | IP |
1 | F・ヘルナンデス | 689.0 | 1 | リンスカム | 664.2 |
2 | バーランダー | 665.1 | 2 | ケイン | 658.2 |
3 | グレインキー | 651.2 | 3 | U・ヒメネス | 638.1 |
4 | バーリー | 642.1 | 4 | アローヨ | 636.0 |
5 | J・シールズ | 638.0 | 5 | ハメルズ | 629.2 |
6 | レスター | 621.2 | 6 | デンプスター | 622.0 |
7 | バーネット | 615.0 | 7 | ウルフ | 620.1 |
8 | ウィーバー | 612.0 | 8 | オズワルト | 601.2 |
9 | ダンクス | 608.1 | 9 | J・サンタナ | 600.0 |
10 | ガスリー | 600.0 |
リーグ間の移籍があった分、上位のハラデイ、サバシア、ヘイレンの名前が消えていることに注意。ナリーグはジャイアンツの二人がワン・ツーフィニッシュでした。3位も同じ西地区のウバルド・ヒメネス。MLBで一番打者有利なロッキーズに所属しているので見ための数字より実力差はないかもしれません。アリーグの方はタイガースのエース、バーランダーが2番目ですね。3番目のグレインキーは今年からナリーグのブルワーズに移籍。ボストンのエース、レスターは6番目。これはあまり無理をさせない球団の方針の影響もあるでしょう。次回は防御率を紹介します。