マイク・スタントンの成長に注目していこう

2010年、弱冠二十歳でメジャーデビューしたマーリンズのマイク・スタントン(かつてブレーブスやヤンキースで活躍したリリーバーではないよ)。いきなり100試合の出場で22ホーマーを放ち、評判どおりの才能を発揮した。2年目の2011年も順調に成長して34ホーマー。若いながら恐るべきパワーを魅せてくれている。来シーズン22歳で迎える若い彼にはまだまだ伸びしろがありそう。彼の今後はどこまで成長するのか?ここ2年球界最高の成績を残している打者、ミゲル・カブレラと比較してみたい。カブレラはスタントンと同じくマーリンズから、全く同じ二十歳でメジャーデビューした。まずは二人のデビュー2年間の成績を比較してみる。

マイク・スタントンvsミゲル・カブレラ ルーキーイヤー

マイク・スタントンvsミゲル・カブレラ 2年目

かなり似た数字を残しているが、パワーと選球眼はスタントンの方が若干上回っている。これは期待できそうだ。ただ三振に関してはスタントンの方が多い。カブレラがどのように成長していったのかは下記のとおり。

ミゲル・カブレラ 2003-2011

パワーは伸びていないが、ほぼ毎シーズン.320以上の打率を残す巧打者になった。ここ2年間のカブレラはバッティングだけならパーフェクトといえるような選手だ。また毎年三振の割合を減らしていることがわかる。新人のころからするとほぼ半分まで減少させている。長打を狙うだけではない、非常に洗練されたバッターへと変貌した。先ほどの2年目までの比較が示している通り、スタントンは同時期のカブレラより三振する確率が高い。これから超一流と呼ばれるためにはカブレラのように洗練された打者になる必要がある。

もう一つ、Fangraphsのデータを元に別の視点から両者を比較してみる。それはコンタクト率(contact%)と空振り率(SwStr%)。コンタクト率はスイングしてバットに当たる確率。空振り率は全投球のうちの空振りする確率。 ※あくまで参考の統計値ではあるが

スタントン2010-2011

カブレラ2003-2004

2011年のカブレラのコンタクト率は82.4%、空振り率は8.2%ほどだ。プロ2年目にまでに関してはスタントンの方が技術的に劣るような気もする。2012年のシーズンでどのような成績を残すかを見れば、どのような選手になるかもっと分かるかもしれない。ただしスタントンがミゲル・カブレラを目指す必要もない。すでに素晴らしいパワーを持っているので、もっと長打力を伸ばせればそれもエキサイティングだ。今年と同じK%でもフィリーズのハワードのようなホームランバッターになるという選択肢もある。いずれにせよ彼の今後の成長を注目していくのは楽しみなことだ。

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