このオフはタイガースが積極的で目だっていますね。
いつも話題の中心にいるレッドソックスのエプスタインGMはおとなしめ。
実は彼がGMになってから年俸が2000万ドルを超えるような超大物とは契約していない。
2001年~2008年途中まで在籍したマニー・ラミレスは彼がGMになる以前に獲得された選手。
でもそろそろユーキリスとコンビが組めるような強打者の獲得が噂される。
それがどのタイミングになるかは状況しだいだが、恐らく2012年の開幕にはビッグネームの名前がラインナップを飾っているはず。
いろんな噂を検証しながら今後のボストンの補強を予想してみる。
エクスタインのアイデアはもっと上をいっていて、どうせ外れるんだけどね。
まずは2010年の開幕ラインナップと現状の戦力の比較。

ブルペン
まず間違いなく補強がありそう。
今シーズンの開幕前までは自慢のリリーフ陣だったけど、フタを開けてみれば信用できるのは8回を投げるバードのみ。
ラミレスとデルカーメンはシーズン途中で放出される事態にまでなってしまった。
すでにアンドリュー・ミラーとテイラー・バックホルツを獲得していて大きな戦力になる可能性はあるものの未知数。
より信頼性の高いリリーフを二人ほど補強しそう。
注目はパペルボンの処遇。
今年は調停3年目だが、成績が悪化したけど来年も高額な年俸になることが間違いないのがネック。
すでにバードがクローザーができる実力を十分つけているし、ボストンのファンもヤンキースファンといわれるパペルボンが放出となってもそれほど気にしていない雰囲気。
来季の年俸の一部を負担してでもトレードに出す、もしくはノンテンダーにするという噂まである。
上原獲得が噂に上がっているが、八回を投げさせることもできるし、バードのクローザー転向一年目のバックアップにもなれる。
理にかなっているけど実現するかどうか?
キャッチャー
ビクター・マルチネスはすでにタイガースと契約。
実は本命と噂されたジョン・バックもマーリンズに奪われた。
FA市場に有望な捕手はもういなそうだが未来の正捕手完成までのつなぎとなるベテランを獲得すると思う。
個人的にはバリテックに残留してほしいですね。
ドジャースのラッセル・マーティンが市場に出されると噂されるが打撃が復活すれば大きな戦力になる。
その他のポジション
スクータロをトレード市場に出していてすでに複数球団が興味を示している。
今年は期待通りの活躍で来季年俸5.5Mと相場通りだけにボストン次第ですんなり決まりそう。
エイドリアンベルトレーは移籍の見込み。今年は大爆発したけどコンスタントに活躍した実績が無いからかなりリスク。
FAではジェイソン・ワースとクロフォードが補強の候補といわれている。
ただし二人ともかなりの高額契約を望んでいるらしいから金額次第かな?
トレードではダイヤモンドバックスのジャスティン・アップトンとパドレスのエイドリアン・ゴンザレスが候補。
どちらも代替要員にかなりの戦力を要求されている様です。
GMは若手をあまり放出したくなさそうなので条件次第でしょう。
アップトンは若いけど兄貴と同じで時々送球が非常に雑ですね。
最近は守備も重視しているエプスタインの評価がどこまで高いのか?
エイドリアンは長いことエプスタインのお気に入りみたい。
ただ来年はFAになることが確実なので無理はしないでしょうね。
来年のFAはプホールズがなる可能性もありますしね。
同じ一塁手のゴンザレスは影響受けるはず。
ただ手術の影響で開幕に間に合わない可能性もあるため、パドレス側の態度が軟化するかもしれない。
移籍が実現すればマニー・ラミレス以来となる年俸2000万ドル以上の複数年契約が実現するのは間違いないでしょう。
ただし、上の表からすると最悪補強しなくても良いかもしれない。
現有戦力ですでに今年の覇者ジャイアンツに勝っているし。
チーム大改造もあるかなと思ってたけど、オルティーズにオプションを行使したあたりから大きな動きはないような気もしてきた。