MLB2010:球速ランキング(リリーバー編)

昨日先発投手の球速ランキングを書いたので今日はリリーフ陣のランキングです。

リリーフとはいえ、ある程度登板したピッチャーを載せるべきとは思ったのですが、

リリーフ陣の規定があるのかどうかわからなかったので全ピッチャーで検索してみました。

ご存知の方がいたら教えてください。

リリーフピッチャーの球速ランキング

やっぱり1位は・・・・・・


キューバから来た怪物、チャップマンでした。

WBCで日本と対戦している姿を覚えている方も多いのでは。

UCinternational

来年は先発に回るかもしれないし、最後にちょっと投げただけなので微妙な速球王とはいえますが、

平均99.6マイルって160キロなんだよね。

日本じゃ160キロ出ただけで大騒ぎなのに、MLBじゃデフォルト160キロのピッチャーがいる。

世界は広いや・・・(でも日本戦はもろかったな)

2位のズマヤはタイガースの8回に投げるピッチャーですが、以前から球のスピードにかけては有名ですよね。

タイガースはクローザーのバルバーデイと個性派そろっていますね。

年間投げた投手で一番速かったのはレッドソックスのダニエル・バード。

来年はパペルボンを押しのけてクローザーにすべきという声が上がっています。

無理の無い美しいフォームなんですが、マリアーノみたいに長いことクローザーが務まるのではないかと秘かに期待しています。

レンジャーズで沸かせてくれた若手二人、オガンドーとフェリスもきっちりランクイン。

中にはそれほど知名度の無いピッチャーもいますね。

来年観戦する上でのネタになったかも!!

MLB2010:球速ランキング(先発投手編)

ピッチングの極意はコマンドとタイミング。

それは日本人メジャーリーガーの高橋尚成と上原が示してくれたこと。

でもやっぱり豪速球を見てるのは楽しい。

プレーオフでもネフタリ・フェリスやオガンドーの豪速球を見てるとワクワクしました。

下記は2010年の先発投手の球速ランキング。

UbaldoJimenez

ヒメネスは去年に引き続き速球王となりました。

あとレッドソックスのバックホルツがランクインしてます。

2007年のノーヒッター達成の時は大きなカーブに特徴があったけど、それからぐんぐん球速が上がってまるで別のピッチャーみたいですね。

でもあれっ?気になる奴がいませんね。

そう、上の表は規定投球回に達した先発投手のランキング。

注目すべき新人ストラスバーグは条件を満たしていないから圏外なのです。

だけど、実際は見事にヒメネスを越えてきて97.3マイルだったそうな。

さすが史上最強の新人投手と呼ばれただけの剛腕をみせてくれました。

(片鱗だけだけど・・・早く治してね)

データ元はファングラフ。

※スピードガンは測定条件による影響を受ける。あくまで参考ということをお忘れなく。

次回はリリーバー編

2010Statsレビュー

ありきたりだけど今シーズンの部門別トップをまとめました。

今年もあまり話題にならない選手がいますね。また機会があれば書きたいと思います。

個人的にバスケスが何本ホームラン打たれるかに興味があったのですが、2本差の2位でした。

投球回数が一位のシールズより40イニングも少なかったこともありますが・・・

((AL)) ((NL))
打率 ジョシュ・ハミルトン
(レンジャーズ)
.359 カルロス・ゴンザレス
(ロッキーズ)
.336
得点 マーク・テシェイラ
(ヤンキース)
113 アルバート・プホルス
(カージナルス)
115
打点 ミゲル・カブレラ
(タイガース)
126 アルバート・プホルス
(カージナルス)
118
出塁率 ミゲル・カブレラ
(タイガース)
.420 ジェイ・ボットー
(レッズ)
.424
長打率 ジョシュ・ハミルトン
(レンジャーズ)
.633 ジェイ・ボットー
(レッズ)
.600
安打数 イチロー
(マリナーズ)
214 カルロス・ゴンザレス
(ロッキーズ)
197
ダブル エイドリアン・ベルトレー
(レッドソックス)
49 ジェイソン・ワース
(フィリーズ)
46
トリプル カール・クロフォード
(レイズ)
13 デクスター・ファウラー
(ロッキーズ)
14
HR ホセ・バティスタ
(ブルージェイズ)
54 アルバート・プホルス
(カージナルス)
42
盗塁 ホアン・ピエール
(ホワイトソックス)
68 マイケル・ボーン
(アストロズ)
52
四球 ダリック・バートン
(アスレチックス)
110 プリンス・フィルダー
(ブルワーズ)
114
死球 ホアン・ピエール
(ホワイトソックス)
21 リッキー・ウィークス
(ブルワーズ)
25
P/PA ブレット・ガートナー
(ヤンキース)
4.61 ジェイソン・ワース
(フィリーズ)
4.37
敬遠 ミゲル・カブレラ
(タイガース)
32 アルバート・プホルス
(カージナルス)
38
三振 オースティン・ジャクソン
(タイガース)
170 マーク・レイノルズ 211
勝利数 CC・サバシア
(ヤンキース)
21 ロイ・ハラデー
(フィリーズ)
21
防御率 フェリックス・ヘルナンデス
(マリナーズ)
2.27 ジョシュ・ジョンソン
(マーリンズ)
2.3
奪三振 ジャレッド・ウィーバー
(エンゼルス)
233 ティム・リンスカム
(ジャイアンツ)
231
与四球 CJ・ウィルソン
(レンジャーズ)
93 ジョナサン・サンチェス
(ジャイアンツ)
96
与死球 AJ・バーネット
(ヤンキース)
19 トミーハンソン
(ブレーブス)
14
投球回数 フェリックス・ヘルナンデス
(マリナーズ)
249.2 ロイ・ハラデー
(フィリーズ)
250.2
セーブ ラファエル・ソリアーノ
(レイズ)
45 ブライアン・ウィルソン 48
ホールド ダニエル・バード 32 ルーク・グレガーソン 40
被HR ジェームズ・シールズ
(レイズ)
34 ロドリゴ・ロペス
(ダイヤモンドバックス)
37

((AL)) ((NL))
打率 ジョシュ・ハミルトン
(レンジャーズ)
.359 カルロス・ゴンザレス
(ロッキーズ)
.336
得点 マーク・テシェイラ
(ヤンキース)
113 アルバート・プホルス
(カージナルス)
115
打点 ミゲル・カブレラ
(タイガース)
126 アルバート・プホルス
(カージナルス)
118
出塁率 ミゲル・カブレラ
(タイガース)
.420 ジェイ・ボットー
(レッズ)
.424
長打率 ジョシュ・ハミルトン
(レンジャーズ)
.633 ジェイ・ボットー
(レッズ)
.600
安打数 イチロー
(マリナーズ)
214 カルロス・ゴンザレス
(ロッキーズ)
197
ダブル エイドリアン・ベルトレー
(レッドソックス)
49 ジェイソン・ワース
(フィリーズ)
46
トリプル カール・クロフォード
(レイズ)
13 デクスター・ファウラー
(ロッキーズ)
14
HR ホセ・バティスタ
(ブルージェイズ)
54 アルバート・プホルス
(カージナルス)
42
盗塁 ホアン・ピエール
(ホワイトソックス)
68 マイケル・ボーン
(アストロズ)
52
四球 ダリック・バートン
(アスレチックス)
110 プリンス・フィルダー
(ブルワーズ)
114
死球 ホアン・ピエール
(ホワイトソックス)
21 リッキー・ウィークス
(ブルワーズ)
25
P/PA ブレット・ガートナー
(ヤンキース)
4.61 ジェイソン・ワース
(フィリーズ)
4.37
敬遠 ミゲル・カブレラ
(タイガース)
32 アルバート・プホルス
(カージナルス)
38
三振 オースティン・ジャクソン
(タイガース)
170 マーク・レイノルズ 211

過去10年間のクオリティ・スタート(QS)王は!?

メジャーではあたりまえの指標になった感のあるクオリティ・スタート(QS)。

特に6イニングを投げるというのは先発投手の当然の責任として認知されており、たとえ無失点でも6イニング投げないと悔しそうに降板するピッチャーの姿を見ますよね。

過去10年のQSトップを調べました。

もちろんその年のすばらしい成績を残したピッチャーばかりが名を連ねています。

トップレベルの投手とはどのくらいの割合でQSを達成しているのか(8割できればすばらしいみたい)。

毎年そんなにばらつかないので先発投手の実力を測るのに優れた指標だと思います。

Season ア・リーグ QS ナ・リーグ QS
2009 F・ヘルナンデス 29 T・リンスカム 26
2008 M・バーリー 24 J・サンタナ 28
2007 D・ヘイレン 28 J・ピービー 28
2006 J・サンタナ 24 R・オズワルト 25
C・カプアーノ
2005 J・サンタナ 24 A・ペティット 27
C・カーペンター
2004 J・サンタナ 25 R・ジョンソン 26
2003 E・ローアイザ 27 K・ブラウン 25
T・ハドソン
2002 B・ジート 27 R・ジョンソン 30
2001 T・ハドソン 25 R・ジョンソン 27
C・シリング
2000 P・マルチネス 25 K・ブラウン 26
T・グラビン

最近存在感が薄くなってきたサンタナですが4回もトップになっているんですね。

やっぱり凄いわ。

二塁打王を調べてみた。

二塁打を多く放つ渋い選手が好きです。

日本だと立浪選手。MLBだとオリオールズのブライアン・ロバーツは二塁打の多い選手として有名ですね。

セイバーメトリクスの考えだとホームラン以外のヒットは運に左右されるみたいなところがあります。

それが正しいかどうかまで考察できていませんが、シングルヒットと二塁打(三塁打も含みますが)はやっぱり別物と感じています。

二塁打を多く放つ選手ってたいてい毎年いっぱい二塁打打つんですよね。

二塁打になる要因は打球の飛ぶ方向もあると思いますがある程度シングルヒットより強い打球である必要もありますよね。

で年間でどのていど二塁打を打つと多いといえるのかが気になりました。

以下は過去10年間の二塁打王です。

アメリカン・リーグ チーム 2B ナショナル・リーグ チーム 2B
2009 ブライアン・ロバーツ BAL 56 ミゲル・テハーダ HOU 46
2008 ダスティン・ペドロイア BOS 54 ランス・バークマン HOU 46
ネイト・マクラウス PIT
2007 マグリオ・オルドネス DET 54 マット・ホリデイ COL 50
2006 グレイディ・サイズモア CLE 53 フレディ・サンチェス PIT 53
2005 ミゲル・テハーダ BAL 50 デレク・リー CHC 50
2004 ブライアン・ロバーツ BAL 50 ライル・オーバーベイ MIL 53
2003 ギャレット・アンダーソン ANA 49 アルバート・プホールズ STL 51
バーノン・ウェルズ TOR
2002 ギャレット・アンダーソン ANA 56 ボビー・アブレイユ PHI 50
ノマー・ガルシアパーラ BOS
2001 ジェイソン・ジオンビ OAK 47 ランス・バークマン HOU 55
2000 カルロス・デルガド TOR 57 トッド・ヘルトン COL 59

さすがにブライアン・ロバーツは二回トップになっていますね。

また意外にほとんどが有名な選手ですね。皆さんも知っている選手が多いのでは無いでしょうか?

年間50本以上二塁打を放つと間違いなく多いと言えそうです。

二塁打の本数を調べていくうちに隠れた名選手発掘に使えるかもしれません。