ゴールドグラブ賞とフィールディングバイブル賞

ちょっと時間が経った話題になるけど、ゴールドグラブ賞にジーターが選ばれたことに対してまたしても議論になっていますね。

何年も前からセイバーメトリシャンによってジーターの守備が良くないことは指摘されてきた。

ゴールドグラブ賞の選出にも少なからず影響を及ぼしているとは感じているが、

いまさらジーターが受賞してしまったことで衝撃が走ったんでしょう。

ところで今年のフィールディングバイブル受賞者は下記の通り

1B    ダリック・バートン(アスレチックス)

2B    チェース・アトリー(フィリーズ)

3B    エバン・ロンゴリア(レイズ)

SS    トロイ・トゥロイツキー(ロッキーズ)

LF    ブレット・ガートーナー(ヤンキース)

CF    マイケル・ボーン(アストロズ)

RF    イチロー・スズキ(マリナーズ)

C    ヤディアー・モリーナ(カージナルス)

P    マーク・バーリー(ホワイトソックス)

以前紹介したダリック・バートンも初受賞ですね。

ゴールドグラブ賞

投票するのは各チームの監督とコーチで自分のいるチームの選手には投票できないことになっている。

各リーグの各ポジションから選ばれる。

正式名称はローリングス・ゴールドグラブ賞。

ローリングというのはこの賞の主催会社でスポーツ用品メーカー。

受賞者には名前の通り、金のグローブをあしらったトロフィーが授与される。

アカデミーのオスカー像みたいでおめでたい賞品ですね。

フィールディングバイブル賞

ビル・ジェームズやジョン・デュワンなど10人の野球評論家の投票によって選ばれる。

両リーグから各ポジションひとりだけ。(ゴールドグラブの半分しか受賞者がいない)

ジョン・デュワンはプラスマイナスシステムなどの考案者で守備を統計的に分析するセイバーメトリシャンですね。

対照的な二つの賞

投票者がまったく異なる。

ゴールドグラブは監督とコーチの投票で決まるけれど、自分のチーム意外の選手の守備をそんなに見る機会ってあるのかな?

片方は印象ばかりで決められ、片方は分析に基づこうとする。

ジーター本人はセイバーメトリシャンからけちょんけちょんに言われたことは大して気にしていないでしょう。

そんな小さい男じゃないしますます練習に励みそうだもん。

むしろ投票している監督やコーチは自分の目が節穴みたいに言われた気がしてるかもしれない。

ある意味この二つの賞は闘いだよね。

別にどっちが良い賞かを議論したいわけでは無く、どちらの賞もこれからも続けてほしい。

でもフィールディングバイブルのおかげでバートンみたいな選手が注目を受ける機会を当たえられることがすばらしいと思う。