松坂復活のカギ!?レッドソックスの新投手コーチ

iPhone向けのMLB神アプリ、MLB at Bat 11 がリリースされましたね。
インストールは何日か前にしたんですけど、オープン戦が始まって選手たちの動画をチェックできて便利です。
思い出すと去年はPCで見れる環境でもFlashが不安定な時とかiPhoneで見ていました。
画面が小さくてもこんなに便利なんだから、今週発表されると噂のiPad2も買っちゃおうかなと思う。
レビューは開幕ごろにする予定です。

MLB At Bat 11
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ところでレッドソックスのピッチングコーチが変わりました。
新任はカート・ヤング。去年までアスレチックスのピッチングコーチをしていた人。
去年リーグ1位の防御率だった投手陣を組み立てた功績を買われてのことでしょう。
アスレチックス投手陣は非常に若い顔ぶれでも有名ですが、若手の育成にも定評があるようです。
レスターやバックホルツを育てた前任のファレル氏も評価は高かったが、こちらはブルージェイズの監督へと昇格という形で退団になりました。
昨日の記事でも書きましたが、ファレルコーチ時代、松坂は調整法に関して対立がありました。
これまでのメジャー4年間の悪い流れを変える良い機会ではありますね。
さらに悪い方向に行く可能性もありますが、今のところヤング新コーチは松坂の先発枠は確定させているようです。(1000万ドルの高額年俸選手だから実際はエプスティーンGMが決めるだろけど)
実はこのヤング新コーチとレッドソックスに関して興味深いデータを見つけました。
近日中(頑張れれば明日)に紹介する予定です。

2007年は100人超だった松坂狙いの報道陣が今年は4人しかいないそうです。もはや日本でもあまり注目されなくなって来たのでしょうか?

松坂のレッドソックス史4年間

ここ2年,期待外れに終わっている松坂大輔。
4年間一度も金額に見合ってないという意見もありますが、少なくとも最初の2年はボストンのファンにも期待されていたはず。
さすがに2011開幕時は先発ローテーション枠5人から外れることはないだろうと予想していますが、本人の目標はもっと高く、プレーオフで間違いなく先発できる三番手の中に食い込むことであるはず。
どういう経緯でこうなってしまったか4年間を振り返ってみました。

2007年

開幕時・・・シリング、ベケットに次ぐ先発三番手としてメジャーのキャリアをスタート。
シーズン終了時・・・ワールドシリーズで内容はともかく勝利投手にもなる。
2008年
開幕時・・・ベケット、シリングに次ぐ三番手の予定だったが、シリングの手術で二番手に。ベケットも開幕前に負傷したため開幕投手を務める。
シーズン終了時・・・シーズン途中でレスターに抜かれて三番手に。
2009年
開幕時・・・ベケット、レスターに次ぐ三番手。
シーズン終了時・・・怪我とか首脳陣批判とかでグダグダ。60イニングも投げられず。
そしてエンゼルスのエース、ラッキーがやってきた。
2010年
開幕時・・・ベケット、レスター、ラッキーに次ぐ四番手でスタート。
シーズン終了時・・・開幕出遅れの間にバックホルツが台頭。とうとう五番手になった。
2011年
開幕時・・・レスター、ベケット、バックホルツ、ラッキーに次ぐ五番手スタート。
果たしてシーズン終盤では?

先発5番手より下のポジションは・・・?ないよね。

最初の二年間は先発三番手でやっていて、プレーオフでもしっかり先発の座を確保していました。

上記のように開幕時と終了時を比較して気づいたのは、2008年以降毎年ポジションを落としていること。
くだらないけどもう何が言いたいか察しがつかれたことでしょう。
ローテーション枠のお尻である五番手としてスタートする今シーズン。

ここ数年のように誰かに追い抜きを食らったり、不調に陥ったりすれば、仕事を失いかねない。
控えには大ベテランのナックルボーラー、ウェイクフィールドもいれば、若手にはドゥブロンがいる。
もう一度このチームで輝くためには、自己ベストのシーズンが必要となる。
ではどの程度の活躍が必要になるのか?
2007,2008の成績は最低レベル。
これでは五番手確保がやっとと見ている。
去年のライバルの成績を比較すれば、ラッキーは2007の松坂以上にイニングを投げたし、バックホルツは2008の松坂より防御率が良かった。
このまま7月まで巻き返せなければトレード拒否条項を撤回するのだろうか?

体重が気になる選手たち

スプリングトレーニングが始まりいよいよ開幕が近付いて来たなと実感してます。
やっぱり気になるのは選手たちの仕上がり具合。
毎年のことだが体重に増減があったと思われる選手は話題です。
日本でも松坂は毎オフに太ることが多いので日本にいた頃から話題ですね。
そこで気になる選手たちをピックアップ。

サバシア

またしてもこの人の話題になってしまいましたが、オフに膝の手術をしてから10キロほどすでに痩せた様です。
二年前にヤンキースと契約結んだ時、二つの点で心配されました。
一つはヤンキースでの重圧に耐えられるか?
もう一つは巨漢がのしかかる下半身が怪我につながるのではないかというもの。
前者はうまく対処できてる感じですが、後者は手術と聞くと心配させます。
減量は素晴らしいですが、急激にやせたので筋肉まで減らさないように要注意です。

エイドリアン・ゴンザレス
もうひとり手術組で気になったのはレッドソックスにトレードされたエイドリアン・ゴンザレス。
こちらは肩の手術ですが見た目は結構細くなりました。
守備も名手で有名ですが、去年のデータはあまり良くなかったらしい。
毎年明らかに巨大化していましたが、それが理由だとすればまた軽快な守備を見せてくれそう。

ジョン・ラッキー

もう一人レッドソックスから明らかに痩せたと思われるのがラッキー。
去年FAで大型契約を結びましたが、移籍1年目は期待外れ。
汚名返上のために頑張ってほしいところ。

サンドバル
最後にもうひとり減量したのがこの選手。
2009年に大ブレイクしましたが、本格メジャー2年目の2010年はチームがWS制覇したものの残念な成績になってしまいました。元々三塁手としては驚きのコロコロ体型ですが、こちらはサバシア以上に15キロ以上やせたらしいです。
一発屋と呼ばれないように復活を期する気持ちは強そうですね。

チェンバレン
やせた選手ばかり紹介してきましたが、最後にかなり太った選手を紹介。
サバシアのチームメイトのジヤバ・チェンバレン。
デビューしたころの期待と裏腹に伸び悩んでいますが、悪い方向に行っていないといいですね。
ボビージェンクスやヒース・ベルなど巨漢をものともしないピッチャーはいますが、どうなるでしょうか?
上半身の強いピッチャーなのでそれほど影響ないという意見もありますがそうなのかもしれませんね。

サバシアの動向

もうストーブリーグも落ち着いてきてシーズン開幕へと興味がうつってきています。
補強が終わっていない球団もたくさんあるけどFA市場は枯渇気味で残るはトレードしかない状況。
ローテーションで望み通りの補強ができていないヤンキース。
それとは別にサバシアの未来に関する話題が盛り上がっています。

現状の契約。相場の上昇。
ヤンキースとサバシアは2008年のオフに2015年までの超大型契約を結びましたが、
サバシア側が2011シーズン後に残り契約を破棄できる条項が含まれているとのこと。
残りの契約では一年あたり$23Mと普通なら破棄するような内容ではありませんが、
影響をあたえそうなのが、このオフ続々と結ばれた高額契約。
特にクリフ・リーの契約は、年俸あたりでサバシアを超える内容でした。
現在左腕としては最強といえるサバシアですから、シーズン後に契約を破棄してクリフ・リー以上の評価を要求するというのはありえなくもないこと。
実際にヤンキースは2007年オフにアレックス・ロドリゲスに契約を破棄され、史上最高額の契約を結ばされた過去があります。
当のサバシアは今のところ破棄するつもりはないと言っているらしい。
ヤンキースからするとサバシアの代理人がAロッドと違ってスコット・ボラスではないことが多少救いでしょうか?

契約破棄の権利を行使するかどうかはヒザ次第??
現時点ではサバシア側も態度は決めていないだろうと予想してます。
理由はサバシアがオフにヒザを手術したこと。
開幕には問題ないといわれていますが、本人たちは多少不安があるはず。
ただここ数年通りの活躍をサバシアができれば契約を破棄、FAになる可能性は高いでしょうね。
クリフ・リーと契約できずに信頼できる先発投手は大エースのサバシアのみ。
そのサバシアさえ流出してしまうのはヤンキースにとって死活問題。
Aロッドのようにさらに良い契約を結ぶチャンスはかなりありそうですね。

どうなるプホルス!?契約延長?それとも来季はFA?

野球ではなくサッカーの話題ですが、岡崎選手の海外移籍が泥沼化してますね。

日々MLBの移籍を追いかけている身として、この契約の意味が気になっています。

状況を重くみたブンデスリーガが清水を提訴するなんて噂も出ていますが、サッカー界の契約の通例に関して不勉強なので結果が出てから気が向いたら自分の意見でも書こうかなと思ってます。

さて、もうストーブリーグも落ち着いてきてシーズン開幕が待ち遠しくなってきました。

補強が終わっていない球団もたくさんあるけどFA市場は枯渇気味で残るはトレードしかない状況。

そんな中プホルスの契約話がにわかに盛り上がってきましたね。

交渉のデッドラインは現地水曜日の正午。

カウントダウンが始まっている感じですが結果やいかに?

カーディナルスのあるセントルイスの街としては、流出は大事件でしょう。

個人的にはアメリカン・リーグにいるプホルスを見てみたいです。

レベルが低いといわれるナリーグを抜け出しても最高の打者ということを証明してほしいなと。

客観的にみても再契約は厳しいかなと読んでます。

高い障壁となるのが年俸。

プホルスの年俸を押し上げる要素が二つ。

ひとつは今オフ全体的にみられる年俸の高騰化。

クリフ・リー、ジェイソン・ワース、カール・クロフォード。大物はみんな当初の予想より大幅に高い金額で契約しました。

もう一つは2007年オフに結ばれたヤンキースのアレックス・ロドリゲスの契約。

もはや多くの人がAロッドよりプホルスの方が優れた選手とみなしている中、Aロッド以上の金額をプホルスが求めてもおかしくはありません。

二つの要素を考慮すると一年あたり2000万ドル台後半は避けられないでしょう。

3000万ドルに達してもおかしくはない。

開幕後に正式発表といわれていますが、ボストンのエイドリアン・ゴンザレスと合意したといわれる一年あたり2200万ドルが普通に思えてしまうくらいですもの。

噂ではナイスガイのプホルスはAロッドほどの契約は求めていないというものもありますが、問題はカーディナルスにどこまで払えるか?

やはり議論にあげられるのは昨オフに結んでしまったマット・ホリデイとの高額契約。

これが足かせとなってプホルスに上積みできなくさせてしまっているもっぱらの噂。

ビッグマーケットを本拠にしていないカーディナルス。

放出してその分のコストを他の補強に回したほうが良いという意見もありますが、

私がセントルイス市民だったらたとえこの先10年勝てなくなってもプホルスに残留してほしいと願います。

なんたって彼は歴史に残る選手ですから。

まずは明日の結果を待つとしましょう。

全米のメディアマーケット(ランキング)

MLBのチームでは、オーナーの多くが放送局を所有していて、自分のチームの中継番組を制作している。
アメリカのテレビ視聴はケーブルテレビが主流らしく、各チームのチャンネルはローカルのケーブルテレビで放送される。
チームによってはケーブルテレビの標準チャンネルに組み込まれていて、無条件に視聴者から視聴料を回収できる仕組みとなっている。
これはMLB各球団の重要な収入源となっている。
視点を変えると、チームが本拠としている都市部のメディアマーケットの大きさが、チームの経済力に大きな影響を及ぼすということになる。
そのためMLBに関するサイトを見ていると、メディアマーケットに触れられることも良くある。
今日紹介するのはMLBの球団がある都市のメディアマーケットランキング。
参考にしたのはこちらのサイト
(順位はマーケットの順位。チーム横の数字は年俸総額の順位。)

ブルージェイズがあるトロントはカナダなのでここにはのっていなかったが、かなり大規模なはず。

フィラデルフィアと同じくらいかな?

阪神のプロテクト名簿

珍しくNPBの話題。

阪神のプロテクト名簿がニュースになっている様ですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110210-00000003-sanspo-base

割と有名な選手が名簿から漏れてロッテに奪われるのではないかというもの。

NPBのルールが良くわからないですが、気になったのはプロテクト名簿。

MLBの各球団は選手のロースターをとても管理している。

せっかく育ててきた選手を失ったりしないように持ち駒はしっかり確認しているわけだ。

今回の阪神は結局億単位の選手をプロテクトできなかったようです。

どうせだから有名選手がロッテに行ってほしいところ。

NPBの市場は鈍くて面白くない。

もっと市場が活性化すればMLBみたいにオフも面白くなって人気もあがると思うのだが・・・・・・

結果は最長で3/9まで結果がわからないんだそうです。

阪神ファンとロッテファンにはきになるだろうけど、他のファンは忘れてしまうよね。

金本でも!城島でも!ロッテ5億円で獲る

2011年のドラフトオーダー(アップデート)

ストーブリーグが本格化する前に今年のドラフトオーダーを紹介しました。

その後タイプAフリーエージェントらの補償などで指名の順番に変更が生じましたがそれもFIXしたようです。

なのであらためて紹介します。

今回はドラフト1巡目と2巡目の間のいわゆるサンドイッチピックも加えてみました。

左の表が前回、右の表が今回のアップデート版です。

・34位以降がサンドイッチ指名分。()内が補償をもたらした選手名。
・7位のダイヤモンドバックス、10位のパドレス、15位のブルワーズは去年契約できなかった分の補償。
*1 タイガースがビクター・マルチネスと契約した分の補償
*2 ホワイトソックスがアダム・ダンと契約した分の補償
*3 レッドソックスがカール・クロフォードと契約した分の補償
*4 レンジャーズがエイドリアン・ベルトレーと契約した分の補償
*5 ヤンキースがラファエル・ソリアーノと契約した分の補償
*6 フィリーズがジェイソン・ワースと契約した分の補償

ドラフトの補償で得したのは?

FAのルールをうまく活躍したのはレッドソックスとレイズ。

明らかな結果ですね。

レッドソックスはこのオフ最も補強で成功したチームだが、プロスペクト獲得へも抜け目ない動き。

クロフォード獲得で24番目の指名権をレイズに譲りましたが、19番目と26番目の指名権をゲット。

40番目までに4回指名できることに。

エイドリアン・ゴンザレス獲得でトッププロスペクト3人の大放出ですが、早くも半年以内に穴埋めできるかもしれません。

レイズはなんと1巡目で9回の指名ができることになりましたね。

しかもハウプやクオルズなどさして戦力にならなかった選手から補償を生み出しました。

ヤンキース、レッドソックスとしばらく互角に戦えるかもしれません。