オガンドーの経歴

今回は先発転向後、二試合連続で快投を見せているレンジャーズのオガンドーを紹介。
去年、レンジャーズのセットアッパーとして彗星の如くあらわれたが、年齢はすでに27歳。ここまでの経歴はなかなか興味深い点が多いです。

Red3biggs

去年は95マイル超の速球が目立ちましたが、今年はスライダーが効果的になった気がします。小さなテイクバックから繰り出される快速球と変化球はバッターの目を欺くのかもしれません。

◆メジャーまでの足跡
オガンドーの風貌と名前から勝手にアフリカ出身選手かと勘違いしていました。実際はドミニカ出身の様です。
最初に契約したのはアスレチックスで2002年のこと。まさにマネーボール全盛時代ですね。しかもはじめは投手ではなく、外野手として契約。2005年にはスプリングトレーニングに招待されましたがここで問題が発生。違法な人身売買に関係していたのです。当時、多くのマイナーリーガーが偽装結婚していたようですがオガンドーもその一人。当局の摘発に会います。合衆国から罰則を受けた彼は五年間メジャーではプレーできないことになってしまった。
レンジャーズには2005年のオフにルール5ドラフトで指名され、ここでピッチャーにコンバート。2010年にはようやくビザの発行が認められてスプリングトレーニングに参加。あれだけの実力なのにこの年齢までメジャーデビューに時間がかかったのはこのような経緯からです。ちなみに当時同じく人身売買に関わったオマー・ベルトレーも昨年レンジャーズからメジャーデビューを飾っています。

◆オガンドーの投球スタイル
ピッチャーとしてはぎこちないようにも見える小さなテイクバックは元々外野手であり、投手歴が短いからでしょうか?しかしそのフォームからは信じられないような素晴らしい速球が放たれるので打者は捉えにくいのでしょう。
直球は平均95マイル程度。常時150キロを超えるくらいのスピードがあります。
スライダーは80マイル程度。カーブと中間のような変化をします。
ピッチングのほとんどをこの2球種のみで構成するオガンドー。
見ていて気持ちいいピッチャーです。