エンゼルスの拡大は続く

なんだか1ヶ月以上もブログを更新していないみたいで、こうなると何から書き始めようか非常に迷ってしまう。途中まで書いた記事はいくつかあってそれを載せてもいいのだけれど気分的にそれではしっくり来ないし。

この1ヶ月はオフシーズンで一番の盛り上がりだったはず。プーホルズの契約はまとまったし、松坂を超えるポスティングフィーがダルビッシュに提示されたし。でも忙しかったせいか個人的にはそれほど盛り上がらず。ヤンキースとレッドソックスが大人しいせいもあるかもしれない。

今オフ目立っているのは”マイアミ”・マーリンズとエンゼルス、そしてレンジャーズ。マーリンズとレンジャーズは去年まで年俸総額が低かったから余計に目立つけど、エンゼルスはビッグクラブ。大きな契約をしてそろそろぜいたく税の声が聞こえるかなと気になった。

Cot’sで調べると来年の年俸総額はまだ$114.7MM。良く見るとプーホルズの年俸がまだ含まれていない。10年$254Mだから単純に10で割ると来年は$25.4Mを足して$140MM。MLBTRの予想だと年俸調停有資格者の年俸合計は$17M程度だからこれを足してもまだ$157MM。どうやらまだ余裕がありそうな気配。

驚くべきは2013年向けに決定している年俸はまだ$100MM程度なこと。前GMのリーギンス時代はバーノン・ウェルズなんかトレードで取ってきちゃってどうなることやらと思ったけど、新GMのディポートさんは自分色のチームを構築できそうだ。プーホルズという大黒柱を早速獲得したし前途洋々かしら。リーギンス時代は王国崩壊なんて言われたけど、早くも持ち直して来そう。同じLAに本拠を置く名門ドジャーズがゴタゴタしているうちに、LAの球団といえばエンゼルスだよ!ってがっちり地盤をかためちゃったりして。