トラウトに匹敵する?バイロン・バクストン

これから発表されるほとんどのランキングでバクストンがNo.1のプロスペクトに選ばれるはず。来シーズンはセプテンバーコールアップくらいで、本格メジャーデビューは2015シーズンになると予想されるが、それでもポテンシャルの高さから彼が一番の有望株と推すスカウトは多い。

バクストンは2012年のドラフトでツインズから全体2位で指名された。来シーズンを二十歳で迎える中堅手だ。6フィート2インチでスラッとした体型はいかにもアスリート。

今のとこら一番のセールスポイントは足。トップクラスのスピードを持つらしいがマイナーでは結構失敗が多かったりと勉強が必要みたい。センターの守備も平均以上で肩も強い。体型もそうだけどアップトン兄と比較されることも多い。

バッティングもマイナーでは成績を残していて出塁率も高い。パワーは未知数だが平均以上に成長できれば弱点もなく正に第二のトラウトの出来上がり。(トラウトの場合は肩は強くないか)


ただしまだ来年ダブルAの段階なので今後順調に成長するかは分からない。トラウトになれるのか?それともアップトン兄くらいどまりか?

サノーにバクストンと球界でもトップクラスのプロスペクトを2人も持つツインズ。ここ最近は低迷しているが未来は明るそうだ。

プレーオフで活躍したルーキー、ワッカとボガーツ

ホゼ・ヘルナンデスの歴史的な快投やプイーグのダイナミックなプレーなどルーキーの活躍が目立ったがプレーオフでもワールドシリーズに出場した2チームはルーキーが大活躍した。

ワッカはNLCS、MVPも受賞

カーディナルスのマイケル・ワッカはNLCSではMVPも受賞。敗退の決まったワールドシリーズ第6戦の前までは27回3失点。さらにはNLCSまでなら21回1失点という歴史的な快投を演じていた。特にワールドシリーズ出場を決めたNLCS第6戦のピッチング後は一躍スターダムに。

2012年のドラフトにて一巡目(全体19番目)で指名されたばかり。本格的にプロデビューしたのは今シーズンだが5月にはすでにメジャーのマウンドに立っていた。95マイル程度の剛速球とチェンジアップで勝負する本格派。速球が低めに決まればなかなか攻略は難しい。カーブを磨けばウェインライトの後継者としてエースになれそうな素材だ。

ワールドシリーズでは選球眼の良いレッドソックス打線に対し9回2/3で8四球と制球に苦しんだ。特に敗退が決まった第6戦では雰囲気に呑まれたのかフォームを崩していた。この経験を糧に来年更に成長してくれるはず。

選球眼が話題になったボガーツ

ボガーツに関しては丁度一年前に書いたことがある。去年からすでに注目される存在で長打力が魅力の若者だった。プレーオフでも魅せたが逆方向でも軽々長打を飛ばす天性の素質を兼ね備えている。

しかし意外なことに彼を最初に有名にさせたツールは選球眼。ALDS第4戦では途中出場から2打席連続四球を選び、ALCS第6戦でもシャーザーを引き摺り下ろす(微妙な判定ではあったが)四球を選んでみせた。実は去年の時点ではフリースインガーであることが弱点でメジャーでは定着できないリスクもあると言われていた。わずか一年で球種に関わらずビッグパピの様な選球眼を持つまでに成長。

レギュラーシーズンではまだ50打席しか立っておらず来年も新人王の資格を有する。三遊間のバックアップが手薄だったことからプレーオフのロースターに残ったがALCS第5戦からスタメンの座を奪取。レッドソックスの重要な戦力となった。

ボガーツは選球眼だけでなくメジャーのスカウトの予想を凌ぐ成長を魅せている。当初はショートとしては到底無理という評価だったが今では平均以上の守備という評価に変わっている。ポテンシャルの限界が見えないところが彼の魅力であり、今後の成長に目が離せない。