プーホルズがBABIPワースト

2015シーズン、規定打席到達者で最もBABIPが低かったのはプーホルズだったが、彼のスタッツはとても興味深い。

プーホルズのBABIP       
SeasonTeamGHRBB%K%BABIPAVG
2001Cardinals1613710.2%13.8%.336.329
2002Cardinals1573410.7%10.2%.308.314
2003Cardinals1574311.5%9.5%.346.359
2004Cardinals1544612.1%7.5%.298.331
2005Cardinals1614113.9%9.3%.316.330
2006Cardinals1434914.5%7.9%.292.331
2007Cardinals1583214.6%8.5%.317.327
2008Cardinals1483716.2%8.4%.340.357
2009Cardinals1604716.4%9.1%.299.327
2010Cardinals1594214.7%10.9%.297.312
2011Cardinals147379.4%8.9%.277.299
2012Angels154307.8%11.3%.282.285
2013Angels99179.0%12.4%.258.258
2014Angels159286.9%10.2%.265.272
2015Angels157407.6%10.9%.217.244
Total- - -227456011.8%9.9%.297.312

昨季のBABIPは.217とかなり低く、彼のキャリアにおいても最低だったが、.244と打率もキャリア最低だった。

BABIPは2011年から明らかに低下傾向であるので、これは明らかに衰えの兆候だろう。

とても興味深いことに、彼は打率よりBABIPの方が低いことがほとんどである。非常に三振が少なく本塁打が多いことが要因だが、最高でも.346と高くない。キャリアでも.297と通算.312の打者としては驚くべき数字だ。

 

昨季のBABIPランキング(打者)

幸運なのか、打撃がうまいのか?BABIP単年で何かを判断できるわけではないけれど、ここ数年チェックする様にしている。2015年のトップ10は下記の通り。BABIP、打率を併記した。

オドゥベル・ヘレーラ .387 .297

ミゲル・カブレラ   .384 .338

ディー・ゴードン   .383 333

ポール・ゴールドシュミット .382 .321

クリス・ブライアント .378 .275

ザンダー・ボガーツ  .372 320

ジェイ・ボットー   .371 .314

クリスチャン・イェリッチ .370 .300

ブライス・ハーパー  .369 .330

デビッド・ペラルタ  .368 .312

昨季は結構3割打者の名前が連なった。打撃がうまい選手が上位にランクするのは好ましい結果だ。

オドゥベル・ヘレーラは新人王で得票なかったが、フィリーズに突然現れた選手。デビッド・ヘレーラとしてルール5ドラフトで指名されたチャンスをものにした。来季は成績落ちると思うな。

一方ナショナルリーグの新人王クリス・ブライアントはランクインした中で最も低打率。この人はとても三振が多いがその分パワーが売り。来季どうなるかは判断できないからまた来年振り返りたいところ。

もう一人ナショナルリーグから首位打者のゴードンにも触れたい。彼の場合は2014年からメジャーに定着してだんだん成長しているとも読めるが、来季は成績下がると予想しておく。