2016ドラフト契約状況

全体1位指名されたミッキー・モニアックが早くもフィリーズと契約。全体5番目までの上位指名者が実はもう契約済み。

1

ミッキー・モニアック フィリーズ、外野手
契約金額$6.1m Pick value $9.015m

2

ニック・センゼル  レッズ、三塁手
契約金額$6.2m Pick value $7.762m

3

イアン・アンダーソン ブレーブス、右投手
契約金額$4.0m Pick value $6.510m

4

ライリー・ピント ロッキーズ、右投手
契約金額$4.8m Pick value $5.258m

5

コーリー・レイ ブリュワーズ、外野手
契約金額$4.125m Pick value $4.382m

上位5人はみんな割り当てられたスロットより低い金額で契約していることがわかる。それだけ今年は小粒だった事を示している。特に上位3人はスロットよりかなり低い金額で契約した。3球団とも下位の指名でオーバースロットな契約を提示して有効活用する算段だ。

残る注目選手は学生ナンバーワン投手のA・J・プックが全体6位でアスレチックスに。最もポテンシャルを秘めているされるジェーソン・グルームが全体12位でレッドソックスに指名されている。

次は契約締め切りの後に振り返ることとしよう。

2016年ドラフトメモ

2016年のドラフトも終了。今年は大学生が小粒と言われたからか、誰が全体1位指名になるか全くわからなかった。フィリーズが選んだのは高校生外野手のミッキー・モニアック。特筆すべきツールは無さそうだし、まだ線も細いけど、良い選択だったと思うね。いくつか動画をチェックしてみたけど、いつも笑顔で野球が心底好きそう。野球は頭でやるスポーツだから、彼みたいなナイスガイは良い選択じゃないかな。

高校生外野手の全体1位と言うと、2003年に当時のデビルレイズがデルモン・ヤングを指名している。彼は期待ハズレだったね。ちなみにハーパーはボラスが知恵を働かせて、高校やめてカレッジからドラフトされてる。他には1999年のジョシュ・ハミルトン。さらに遡ると1987年にあのケン・グリフィー・ジュニアがいる。

他に個人的に注目していたのは大学生左腕のA.J.プック。以外にアスレチックスの6位指名までに沈んだ。まあ大学生投手としては1番目に指名されたけど。

ポテンシャルは今年飛び抜けてるとされて、カーショウと比較されているジェイソン・グルームはなんと12番目のレッドソックスまで指名されなかった。ドラフト前にあのヴァンダービルト大への進学を辞めたり、高額な契約金を要求しているなど悪いニュースが影響。

まずはみんな契約するかどうかがポイントだね。