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MLBのドラフト


指名の順番

メジャーでも日本と同様にドラフトが行われていて、北米の有望な高校生や大学生はドラフトで指名されてプロ入りする。
指名の順番は大きく二つの要素で決まる。

・ひとつは勝率の低かったチームから順番に指名していくというルール。
(ウェーバー方式というものですね。)
2011年ならパイレーツが全体1位の指名を行い一巡目の最後はフィリーズとなる(実際はフィリーズは補償で失っている)。

・もう一つはFAの補償。これによって上記の順番が実際には変化することになる。

前年の勝率が上位半分だった15チームは、タイプAにランクされるFA選手を獲得すると、一巡目の指名権を失います。
(逆に弱い15チームは一巡目指名権をプロテクトされている。有力なFAを獲得しても1巡目指名権を失わない。)
すると一巡目指名権はFA選手を失った球団に補償(譲渡)される。
※たとえば2011年のドラフトにおいて、タイガースは全体19番目の指名権を持っていたが、ビクター・マルチネスを獲得したことにより権利を失った。その権利はビクターが元いた球団、つまりレッドソックスのものになったため。
各球団はドラフト指名権とFA補強を天秤にかけてチーム構成を考えることになるわけです。

・タイプAとタイプBのFAを失った球団は一巡目と二巡目の間の指名権(いわゆるサンドイッチ指名権)を得ることができます。(サンドイッチ指名でももちろんタイプAを失った球団から上位の指名をする)

資格

・指名されるのはアメリカとカナダ、プエルトリコなどの選手。
・日本や韓国、中南米の選手はドラフトの対象外。
・高校生は卒業していること。
・4年生大学(いわゆるUniversity)の選手は2年生を終えているか、もしくは21歳の誕生日を迎えていること。
(この点は日本とことなり、かなりの3年生が指名されています。)
・カレッジに通っている選手に制限はない。

規模

MLBのドラフトでは驚くほどたくさんの選手が指名されます。
なんとドラフト50順目まで指名できる。
つまり、総数1500人以上指名される可能性があるということ。(マイク・ピアッザは全体1390番目の指名でしたね。)
会議はもちろん1日では終わりません。
お国柄の違いではなくMLB特有のもので、NFLやNBAは指名が少ない。
元々契約金を抑えるために始まったといわれるドラフトですが、契約金の上限はありません(目安となる金額は設定されているが効力はなし)。

歴史

MLBでは1965年からドラフト会議が開催されています。
なんと日本のプロ野球と同じタイミングで始まっていますね。
しかし日本と違ってテレビ中継をされだしたのはごく最近から。
2007年が初のテレビ中継だったようです。
MLBのドラフトの様子はあの名著「マネー・ボール」で鮮やかに描かれています。

コメント

  1. 野球ふぁん より:

    お久しぶりです、以前リンクさせて頂きました「野球を語る」管理人の野球ふぁんです
    今回はお願いがあってきました

    それは、こちらのMLBドラフト制度についての記事がとてもわかりやすいので、ブログの記事中に直接ここにリンクを張ってもよろしいでしょうか

    ご検討の方どうかよろしくお願いします、長文失礼しました

  2. wigecko より:

    リンク問題ありません。これからも更新していきます。

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