DFAは、Designated For Assignment の略。球団が、選手を一時的にロースター(選手登録)から外してどこにも登録していない状態にすること。メジャーのロースターにもマイナーのロースターにも登録されない宙ぶらりんの状態といえる。
40人枠から選手を外したいときによく使われる手法。(FAやトレードで選手を獲得したもののロースターに空きが無いときに起こる。)
一時的な措置で最大10日間。球団は選手をDFAした後、次のいずれかの動きをとることになる。
- 40人枠に戻す。
- ウェイバーにかける。(マイナーに降格させるために)
- トレードする。
- 放出する。
メジャーで5年以上経験のある選手はマイナー降格を拒否する権利を持っている。球団は拒否された場合、放出するか40人枠に戻すかいずれかを選択する。
メジャー契約とマイナー契約があるために生じる、MLBならではの契約上の分類だと言える。注意したいのはDFAされたあともトレードされたり、マイナーに降格されたりする点。戦力外通告ではないということだ。